前身の無認可福祉作業所「めだか生涯大学」(平成7年4月開所)は、重い知的障がいや肢体障がいがある人達の養護学校卒業後の進路先として地域での生活を支えるうえで欠かすことのできない役割を果たしてきました。
しかしながらこの施設は無認可法外事業のため、脆弱な運営体制にあり、そのため施設利用者に対する援助を充実するうえで、常に人的財政的な困難を伴ってきました。社会福祉基礎構造改革により、社会福祉法人の要件が緩和され、国・福岡市の協力を仰ぎながら、知的障害者法ならびに身体障害者法に基づく小規模通所授産施設を設置・運営する「社会福祉法人 優希福祉会」を設立しました。
当施設は、施設利用者が「働くことが生きる喜びにつながり、人間として豊かな作業所であり、地域の人達の協力を得ながら、開かれた作業所であること」を目標とします。
1.設置経営主体 | 社会福祉法人 優希福祉会 理事長 北浦孝 |
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2.施設種別・名称 | 生活介護事業・就労継続支援B型事業・短期入所事業「めだか共同作業所」 共同生活援助事業「めだかホーム」 |
3.通所定員 | 30名 |
4.敷地面積 | 1805.68m² |
5.職員定数 | 施設長1名、生活支援員12名、職業指導員1名、看護師2名、嘱託医1名、事務員1名、サービス管理責任者1名 |
入り口の看板
外観(入り口側)
別館
・1階 布巾班・下請班の作業場所
・2階 事務所(作業所・ヘルパーステーション)本館
・印刷班の作業場所
シャワー
・浴室内には介助用の車椅子や遠赤外線のヒーターを設置しています。浴槽
・寒い時も大きな湯船で心も体もあったまります。トイレ
トイレ
めだかホーム
めだかホーム外観
めだかホーム1階共有スペース
めだかホーム台所
(1)作業援助
施設利用者の状況に配慮しつつ、個人の能力にあった作業技術の習得を行ない、施設利用者がお互い助け合いながら成長していけるとともに、所得の向上を目指した作業確保と生産に努める。
(2)生活援助
施設利用者の基本的人権を尊重し、常に施設利用者の立場になって、質の高いサービスと心身の健康保持、機能の向上に努める。
下請作業/アルミ缶回収・リサイクル/布巾縫製作業/印刷作業/軽作業/授産品販売/公園清掃
平成13年4月 | 法人設立準備委員会発足 |
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平成13年7月 | 福岡市に小規模通所授産施設協議書提出 |
平成13年10月 | 福岡市と施設整備等に関するヒヤリング実施 |
平成13年12月 | 福岡市社会福祉施設整備費等対象施設として選定国庫補助内定 |
平成14年10月 | 社会福祉法人 優希福祉会設立 |
平成14年11月 | めだか共同作業所施設整備指名競争入札 |
平成14年11月 | めだか共同作業所建設工事着工 |
平成15年2月 | めだか共同作業所設備整備(備品等) 指名競争入札 |
平成15年3月 | めだか共同作業所施設工事竣工 |
平成15年4月 | めだか共同作業所 開所 |
平成17年7月 | 指定居宅介護事業所「めだかヘルパーステーション」開始 |
平成17年12月 | 障がい福祉サービス生活介護・就労継続B事業へ移行 |
平成22年8月 | めだか共同作業所第一期増築工事 指名競争入札 |
平成22年12月 | 短期入所事業 開始 |
平成22年12月 | 福岡市社会福祉施設整備費等対象施設として選定国庫補助内定 |
平成23年12月 | めだかホーム施設整備指名競争入札 |
平成23年12月 | めだかホーム工事建設着工 |
平成24年3月 | めだかホーム工事竣工 |
平成24年6月 | 共同生活介護事業開始 |
平成26年4月 | 共同生活介護事業は、障害者総合支援法改正により、共同生活援助(グループホーム)に一元化。 |